タワマンに住んだらどんな生活になるんだろうと、普通のマンションとタワマンの違いが分からず、住まい選びに迷ったことはありませんか?
この記事で紹介する「タワマンの良い点」を読むと、タワマンでの生活をイメージしていただけるかと思います。
この記事では、実際に普通のマンションとタワマンの両方に住んでみた私が、タワマンに住んで良かったポイントを具体的にご紹介します。
記事を読み終えると、普通のマンションとタワマン、どちらがご自身のライフスタイルに合うか、検討材料が増やしていただくことができます。
あらゆる面で「規模の経済」が効く
「タワマンは現代版の団地でしょ?」と揶揄される意見も聞こえてきそうですが、そしてそれは事実かと思うのですが(笑)、実はそれこそがタワマン最大のメリットです。何かと高級感やラグジュアリー感が演出されがちなタワマンですが、住んでしまえば単に団地です。団地がゆえ、そして住居者が多いゆえ、何をするにも規模の経済が効いてきます。
戸数が数百を超えるようなタワマンも多いわけですが、居住者が多いと管理費全体も莫大な予算となります。その分、サービスや設備について規模の経済が効いてきます。戸建てにサウナを導入するのは大変ですが、居住者全員で支払えば、一人あたりの支出は軽微です。
マンションの管理組合の活動も活発です。住人のパイが大きく候補者も多いですから、信頼できる方が組合活動をされている印象があります。
中途半端なタワマンに住むよりは、居住者の多い、マンモスタワマンの方が満足度が高いです。
「共有施設」は、やはり良い
タワマンといえば、豪華な共有施設ですよね。これも小規模なタワマンに比べ、マンモスタワマンでは共有施設も豪華です。
- カフェ
- プール
- ジム、サウナ
- 展望ラウンジ
- スタディルーム
- ゲストルーム
- 宅配ボックス
- トランクルーム
などが、無料や割安な住人価格で利用することができます。QOLが爆上がりします。
例えば、今日は雨なので外出するのが億劫なのですが、そんなときはマンション内のカフェで気分転換しながら作業することができます。この記事も、共有施設のカフェから書いています。マンションの敷地を出ずに、それでいて自宅と気分を変えられるのは、小さなことですが、QOL高めです。
また、ゲストルームも大変重宝しています。例えば、友人や両親が宿泊する際や、特に産後に両親に宿泊してもらってケアしてもらうなんてことも可能になります。つまりこれは家の一時的な拡張な訳です。都市部は物件価格も高いですから、必要なときに必要な分だけ部屋を増やすことができる、というのは非常に合理的です。その分、自宅の部屋を1部屋減らせますから、経済的負担も減らすことが出来ます。シェアリングエコノミーですね。旅行感覚で1日だけ気分転換に宿泊してみる、なんて使い方もできます。
宅配ボックスも、タワマンだと数が多く「宅配ボックスが空いていなかったので配達できなかった」なんてことは一度も経験したことがありません。またゴルフバックを預けられる程の巨大な宅配ボックスも重宝しています。このあたりも、規模の経済が効いてきます。
当たり前ですが、これら共有施設は、高層階の住人も、低層階の住人も、平等に利用することができます。物件価格でいうと、数億円〜数千万円ほどの開きがありますが、共有施設は平等です。眺望さえ気にしないの出れば、タワマン低層階のコスパはかなり高いです。
とはいえ、維持費削減のために、共有施設を減らすのが昨今のトレンドのようです。規模のメリットを活かせるほどの大規模なタワマンの案件が減ってきたは残念なことです。
じわじわ効いてくる「コンシェルジュサービス」
多くのタワマンにはコンシェルジュが常駐しています。以下のようなサービスがあることが一般的です。
- クリーニング
- 宅急便の集荷
天気やクリーニング店の営業時間を気にすることなく、クリーニングを利用できるのはとても便利です。冬物のコートや布団など、大型の衣類も、敷地内のコンシェルジュに持っていくだけですから、とにかく楽チンです。
また、宅急便の集荷も便利です。コンビニや郵便局まで持っていくのも手間ですからね。
QOLに直結する、マンション管理サービス
まず、QOLに直結するのが、24時間利用可能な各階ゴミ捨てステーション。各家庭でゴミ貯めようの大きなポリバケツを用意する必要はなくなります。少しゴミが溜まったら、24時間いつでも捨てられますからね。翌日になると、ゴミステーションはきれいになっています。マンションの管理サービスに感謝です。
また、コロナ禍特有ですが、タワマンにキッチンカーが招致されるケースが増えています。敷地内で、気軽に美味しい食事を購入できて、また Uber Eats よりも安価なため、昼食の準備をする余裕のない平日などは特に重宝しています。
シェアサイクルや、カーシェアリングも便利です。所有しなくて済む分、コスパが高いです。
納得の居住スペース
居室の品質も特に不満に思ったことはありません。大規模マンションですから、建築として基礎がしっかりしているのでしょう。
静音性も高いです。隣の部屋の騒音が気になったことはありません。また、建物の気密性も高いのかなと思います。冬は暖かく、床暖房をつければ、ポカポカと部屋全体が温かいです。また、夏も涼しいですね。冷房も28度の除湿で困ったことはありません。
ディスポーザー、これは神設備です。タワマンに限らず、ディスポーザーのある部屋をおすすめします。あらゆる生ゴミの悩みから開放されます。24時間のゴミステーションとの併用で、居住スペースからゴミは消え去ります。
6-7階以上であれば、虫もでません。タワマンに住んで、虫に困っている人は、ほとんどいないのではないでしょうか。
このあたりは普通のマンションとも特に変わりませんが、タワマンのほうが建築費で規模の経済が効いている分、コストメリットが出やすいポイントかと思います。
近隣環境
また大体のタワマンの場合、駅直結や駅近です。駅前の利便性を享受することができます。
スーパーやクリニックが、1階に併設されているタワマンも多いです。都内だと、24時間のスーパーが併設されていて、特に便利です。小さなお子さんのいる家庭は、クリニックが併設されていると安心ではないでしょうか。我が家も、子供の予防接種が、敷地内のクリニックで済むので非常に助かっています。
まとめ
タワマンの魅力は、高級感ではなく、利便性の高さ、コスパの良さ、ということが伝わりましたでしょうか。
規模の経済を生かして、シェアリングエコノミーを享受できる点が、令和時代の価値観との親和性も高いのかと思います。
令和時代の団地として、あなたもタワマン生活を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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